ガルフEDI食材の品質情報を管理し、食物アレルギー等の食品事故を防ぐ

外食企業・中食企業・食品食材を扱う企業 の食にまつわる問題を解決

メニュー誤表示・異物混入・食物アレルギー事故
過去の食品事故から考える食材管理の大切さ

昨今、食品偽装の問題や食物アレルギーに関する事故が多く発生するなか、一般消費者の食品に対する安心・安全への関心が非常に高まっております。また、外食等においては法整備が遅れている中、アレルギー患者は増加傾向にあり、アレルゲン情報のミスは命にかかわる問題でもあるため情報の正確性の確保が重要になります。

他人事ではありません!今考えるべき課題です。

2000年:大手乳業メーカーによる集団食中毒

2001年:BSE(牛海綿状脳症)の発生

2005年:日本国内で鳥インフルエンザ確認

2007年:食品加工卸売業者による牛肉偽装

2007年:高級料亭による産地及び賞味期限偽装

2007年:菓子メーカーによる賞味期限偽装

2007年:中国製冷凍餃子中毒

2010年:農林水産省が日本農林規格(JAS)法に基づいて実施した処分が816件。95%が非公開

2011年:焼肉チェーンによるユッケ集団食中毒

2013年:冷凍食品メーカーによる農薬混入

2013年:ホテルチェーンによる食品偽造

2014年:ファーストフードチェーンの使用期限切れ鶏肉使用

2014年:即席麺製造販売会社の虫混入

2014年:学校給食食物アレルギーによる小学生児童死亡事故

2016年:食品廃棄業者による賞味期限切れビーフかつ等の横流し

2017年:ブラジル産鶏肉偽装

こんな課題を抱えていませんか食品の原材料表示の大切さはわかっている。それでもリスク対策できない理由がある!

外食・中食企業特有の問題

  • 食材の種類や数が多く、頻繁に変わることからアレルギー表示の対応が困難。
  • コンタミネーション(異物混入)の防止が困難。
  • アレルゲン表示が義務化されると正確な表示がなされず誤食の原因になり得る。
  • 従業員の入れ替わりや異動が多い。
  • 商品規格書作成、依頼、督促の労力やコストがかかっている。
  • 商品規格書の情報の取り扱いのルールが定まっていない。(情報の内容、情報提供のタイミング、情報収集方法)

実例営業現場の店舗では様々な問題が起きている

自己責任ケース

本人は鶏卵、魚卵のアレルギーの体質であることを理解していたが、寿司屋でカラスミ(ボラの卵巣を塩漬け)を食べ、のどのかゆみが発症、次第に気管支が狭くなり呼吸困難になった。普段、携帯している気管支拡張剤で一命をとりとめた。

店員の不正確な回答

息子がレストランで食事をしたら蕁麻疹・高熱・嘔吐した。息子が卵・小麦・牛乳にアレルギーがあることは伝えた。医師もレストランの食事が原因だと言ったし、息子はレストラン以外では食べ物を口にしていない。レストランに苦情を伝えたが、卵・小麦・牛乳は一切使っていないと返答された。

表示ミスによる誤った情報の伝達

焼肉屋で卵不使用という表示があったのに、息子がアイスクリームを食べたとたん腹痛、嘔吐、呼吸困難等のアレルギー症状が出て急患で病院へ行くこととなった。店の対応に誠意がない。

表記されているアレルゲンと異なる情報で発症(コンタミ)

ピーナッツアレルギーを持っているため、食前に含有の有無を必ず聞くが、入っていないといわれた小豆フラッペに微量に混入していたため蕁麻疹が出た。調理容器を一回毎に洗うがピーナッツ系の商品も扱っているため微量に入っていたかもしれない。微量なので責任はないといわれた。注意表示を望む。

出典:国民生活センター「外食」先で提供された食品に係わる事故より

店側に原因があって事故が発生した場合には、法律に基づいて治療費・慰謝料などの賠償責任が発生する場合があります。

食物アレルギーへの外食企業の取組み

アレルゲン除去メニューの提供

おこさま向け「アレルゲン除去メニュー」の提供

お客様相談窓口の設置

アレルギー物質27品目・原材料情報へのお問い合わせに、電話、ウェブでお答えし、事前にお客様が必要な情報が把握できるような取り組み

コンタミネーション防止対策

低アレルゲンメニューには専用の調理器具・専用食器を使用し、低アレルゲンメニューの提供時や、特別に求められた場合にも対応

Webサイトやスマホアプリによる情報提供

メニューに含まれる栄養成分およびアレルゲン情報をホームページ上で公開

店内メニューや店頭POPへの掲載

店内メニューや店頭POPへアレルゲンや栄養成分情報を掲載

従業員教育

食物アレルギーの基礎知識、店員や調理者の心得、さらに緊急時の実践的な対応方法を教育

事故が発生すると社会的責任が問われます。アレルギー表示はトレーサビリティ含め今後、義務化される可能性は高く、今のうちに自主的な取り組みを始めるのが重要です。

ガルフEDI はこんなソリューションですガルフEDI の特長

ガルフEDI 商品規格書データベースサービス は、食材の栄養成分やアレルゲン、賞味期限 などの管理が出来る、食品表示法に基づいた食の安全・安心を 支えるデータベースサービスです。

調理や加工、情報開示を行う上での適切な管理が可能となります。

  • メーカーから商品規格書の入手
  • 使用する原材料の識別情報
  • 会社内、事業所内でアレルギー情報に関する情報を収集、蓄積、利用し、情報提供のレベルを上げる事が出来ます。

ガルフEDI の特長 サービスで出来る事

データベースで一元管理しているため、各部門へスピーディーに情報共有されます。

メニューから食材を検索、食材からメニューの逆引き検索が出来ます。

該当メニューの使用店舗の特定が出来ます。

レシピ作成と同時に原価計算が出来ます。

メニュー作成時に、アレルゲン、栄養成分をリアルタイムに把握出来ます。

調理手順書を管理でき、接客対応に活用出来ます。

アレルゲン情報を店舗と共有出来ます。

ホームページで正確な情報を開示出来ます。

ガルフEDI を導入すると、こんな事が実現します解決

  • 正確な情報開示が可能となり、お客様の生命を脅かすリスクを排除します。
  • 情報の一元管理により、業務が効率化し生産性が向上します。

店頭

  • 問合せや問題が起きたとき簡単に検索出来ます
  • 常に最新の商品規格情報が本部と共有されるので正確な回答が出来ます

商品購買担当

  • 「商品規格書」依頼、督促の労力削減
  • 「商品規格書」の提出を求められたとき書類を探さなくても商品名で簡単検索
  • 食材の規格が変わってもメニュー情報の更新は簡単操作で完結
  • 問合せや問題が起きたとき簡単に検索出来ます

卸・メーカー

  • 「商品規格書」作成、依頼、督促の労力削減

ご利用事例 / お客様の声

飲食チェーン業

株式会社物語コーポレーション

  • 今までExcelで個別に管理していた商品規格書情報とレシピ情報が、システムで連動しているので製品アレルゲン情報を管理する時間が削減されました。品質管理をメニュー開発のスピードに合わせるには、商品規格書情報とレシピ情報の連携が不可欠です。
  • 商品規格書情報と食材原価情報が一元管理されているため、商品入れ替え時の作業の手間が削減されました。

ガルフネット はここが違う

食品製造販売企業を運営する実績

当社はグループ企業として食品製造販売企業を運営しております。実際に食品の製造販売を行う一事業者だからわかるリアルな課題を、お客様と同じ目線で課題解決に取り組んでまいりました。当社は、食品問題に纏わる問題の本質を理解しているシステム会社として多くの評価を頂いております。

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