店舗の売上金(現金)管理にはどんな方法があるのか?問題点は?

店舗が増えるに伴って発⽣する、着服や盗難等のリスクに対応するため、経営陣が知っておくべき事は何でしょうか。最新の情報を踏まえて売上⾦(現金)管理の方法とポイントをご紹介します。

店舗網拡大にともなう売上金管理・両替金準備の問題はどうすべき?

店舗が繁盛し10店舗20店舗と増えていくことは素晴らしいことです。売上規模も利益も増え経営者はビジネスの醍醐味を味わうことになるでしょう。
と同時に、これまでは問題とならなかったようなことが経営課題として見えてきます。
店舗の売上金や両替金もそのひとつ。店舗網を次々と拡大していくためには、売上金をきちんと管理し次のビジネスの資源としていく必要がありますが、店舗数が増加するにともない、安全対策や不正対策、業務をいかに効率的に運営するかが課題となります。

売上金管理で金融機関は頼れる?

伝統的な店舗ビジネスでは、銀行などの金融機関を利用することが一般的でしたが、本部が口座を持っている銀行支店が必ず店舗の近くにあるとは限りません。また、一昔前は一般的だった夜間金庫は、もはや老舗企業のみが利用できる特別サービスのようになってしまいました。

出店の都度、新規で銀行口座を開くと、それらの管理の手間が増えます。これは非効率で、ビジネスの成長力が削がれます。
また、金融機関のATMは夜間入金できませんし、日中に売上入金と銭準備に金融機関に行くと大混雑という事態があります。また、売上金を一晩保管するため店内金庫にを準備しても盗難にあうリスクが残ります。

コンビニは売上金管理に活用できる?

では、コンビニエンスストアのATM利用はいかがでしょうか。セブン銀行などは小規模ビジネス向けにコンビニ入金サービスを展開しています。自社店舗全てにセブンイレブンが隣接していれば、こういったサービスを使うのもひとつの解決策になりえるでしょう。

しかしながらこの仕組にも制約があります。例えばセブン銀行の場合、売上はATMに入金するのですが、入金できるお金は紙幣のみで硬貨を入金することはできません。更に、お店で使う釣銭用資金は別途銀行まで行って両替する必要が残ります。

また、コンビニにしても金融機関にしても、従業員が店外に売上金を持ち出したり、釣銭を運んだりするという手間も残ります。店舗数が少なく経営者の目の届く範囲なら人海戦術でもある程度カバーできるかもしれませんが、店舗数が多い場合は向いていないと言えるでしょう。

売上金管理・両替金準備を外部委託する方法(集配金サービス)とは?

従業員が銀行やコンビニへ現金を運搬する以外の方法として、外部業者のサービスを利用するという方法があります。これは訓練を受けた警備員が現金輸送車で顧客店舗を巡回し店舗の売上金を回収したり両替金を配達するというものです。

この方法では、保険付金庫や入金機という機器を利用して、店内でも安全に売上金を保管するため、保管中の安全性も確保できます。このサービスは、警備会社のみならずIT企業からも、機器メーカーや警備会社と提携する形で、サービス利用企業にとって選択し易いサービスが提供されています。

集配金サービス賢く選んで使おう

従業員が現金運搬を実施すれば、外部へ支払うコストは少なくなるため、一見経済的かと思われます。しかし、自社で実施した場合の内部コスト(人件費×作業時間)を計算してみると、実は思った以上にコストがかかっており、生産性低下を招いているというケースはよく見られます。

逆に、外部委託は直接コストは発生しますが、内部コストを最小化することができるため、特に多店舗を所有する企業の場合は生産性の向上につながっているというケースも多く見られます。近年急成長しているチェーン店舗では、集配金サービスのような外部サービスを上手に使うことが通例です。

ガルフネットでは、ITと集配金サービスを組み合わせた売上金管理・両替金準備の仕組みをご提供しています。メーカーや警備会社に依存しない豊富な導入事例から、貴社に最適な仕組みを考えてみませんか?資料をダウンロードして、より詳しい情報をご確認下さい。

集配金サービスの選び方のレポート

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