「Windows全銀TCP/IPサーバシステム」は、全国銀行協会(全銀協)が定めたファイル通信の仕様である「全銀協標準通信プロトコル」TCP/IP手順に則って、全銀TCP/IP手順(ホスト側)をサポートする製品です。安価な非同期モデムや非同期ターミナルアダプタ(TA)又は、LAN環境を利用できる為、従来の全銀協手順に比べて導入コストや通信コストを大幅に抑えられます。
「Windows全銀TCP/IPサーバシステム」は、全国銀行協会(全銀協)が定めたファイル通信の仕様である「全銀協標準通信プロトコル」TCP/IP手順に則って、全銀TCP/IP手順(ホスト側)をサポートする製品です。安価な非同期モデムや非同期ターミナルアダプタ(TA)又は、LAN環境を利用できる為、従来の全銀協手順に比べて導入コストや通信コストを大幅に抑えられます。
・全銀協のTCP/IP手順のホスト側/クライアント側の両方をサポートします。
・全銀協ベーシック手順に含まれる、マルチファイル転送※1及び、モード変更※2に対応しています。
・最大16セッションまでの同時通信に対応しています。※3
・通信プログラムは、全てバックグラウンドで動作します。
・クライアント側の機能も搭載していますので、さらに上位ホストなどへのデータ連携が可能です。
・通信内容の設定や、通信状態、通信履歴照会などは、付属のGUIアプリケーションおよび、標準のWebブラウザ※4から操作可能です
登録可能件数 | 接続先情報 送受信ファイル情報 |
無制限(ハードディスクの空き容量による) |
設定内容 | 接続先名称 | 50バイト (全角 25文字) |
センター確認コード | 14桁必須 (HEX入力形式) | |
パスワード | 6桁※5 | |
全銀ファイル名 | 12桁※5 | |
サイクル番号自動カウントアップ | 有無選択 | |
ファイルアクセスキー | 6桁※5 | |
レコード長 | 5桁 (1~32762) | |
テキスト長 | 256/2048/32767から選択(送信時ブロッキング有の場合に、上限値として使用) | |
送信時ブロッキング | 有無選択 | |
データ圧縮 | 全銀協仕様である、繰り返し文字圧縮の有無選択 | |
改行コード制御 | 送信時:削除、受信時:付加の有無選択 | |
二重ファイル転送制御 | 禁止/上書き/追加書き/ 拡張子に日時を付加から選択 | |
その他 | TCPポート番号 | 5020(任意設定可能) |
同時通信可能最大数 | 16セッション※3 | |
マルチファイル転送 | サポート | |
モード変更 | サポート | |
可変長レコード | サポート | |
範囲指定での再送 | 未サポート | |
配布形式 | バイナリのみ |
CPU | 1GHz以上 64bit(X64) | |
メモリ | 2GB以上 | |
ディスク容量 | インストール時に、20MB以上の空き容量が必要。その他、送受信を行うデータ量により異なります。 | |
対応OS | ServerOS | 2012 / 2012R2 / 2016 / 2019 |
ClientOS | Windows 8 / 8.1 / 10 (Professional版) | |
Webサーバ | IIS ※Web上からの操作を行わない場合は必要ありません。 | |
通信機器 | モデム・TA・ルーターなど。上記OSでサポートされている事。※6 |
型番 | 数量 | 標準価格(税別) |
WINZEN-TCP2-SRV | 基本1セッション | 350,000円 |
WINZEN-TCP2-SS1 | 追加1セッション | オープン |
※1 クライアント側からの要求により、1ファイル転送終了後に引き続き、ファイル転送を行う機能です。
※2 クライアント側からの要求により、ファイル送信終了後に引き続き、ファイル受信を行う機能です。ファイル受信後に引き続き、ファイル送信を行う事も可能です。
※3 基本システムは 1セッションのみです。2セッション以上で運用する場合は、別途追加ライセンスが必要になります。
※4 Internet Explorer が必要です。
※5 設定された値を、プログラム内部でEBCDICコードに自動変換して通信を行ないます。
※6 着信待ち(RAS)を行なわない場合には、必要ありません。着信待ち(RAS)を行う場合、リモートアクセスサービスなどのセットアップが必要になります。これらの環境設定などに関しましては、サポート外とさせていただきます。