2019.08.13

株式会社トランザスと共同で、4G/LTE-IoTルータをチェーンストアー向けに改良、当社セミナーハウスに設置導入しました

株式会社トランザス(本社:横浜市西区、社長:藤吉 英彦、以下「トランザス」)と、株式会社ガルフネット(本社:東京都江東区亀戸、社長:石川純一、以下「ガルフネット」)は、トランザス製品“4G/LTE-IoTルーター”及び“IoTコントローラー”をガルフネットがサービス提供するチェーンストアーに提供できるよう共同で改良し、ガルフネットのセミナー施設にIoT体験が出来るデモ施設を立ち上げました。今後、両社はチェーンストアー向けにIoTコントローラーを共同で営業展開してまいります。

IoTデモルームの目的

株式会社ガルフネットはICT戦略企画・ビジネスプロセス実行の経営パートナーとして、チェーンストアー企業の経営戦略を支える「変化対応型経営支援ICTプラットフォーム」の一括提供を行う企業で、飲食・小売等の多くのチェーンストアーに経営課題を解決するソリューションの提供を行っております。
現在、チェーンストアーを運営する企業では、人材確保の問題が深刻化しており、店舗運営の省人化が欠かせないテーマとなっております。
そこで、トランザスの有するIoT技術とガルフネットの有する店舗経営ノウハウ及びITソリューション技術を組み合わせ、人的労力の削減、消費電力の削減、センサーを利用した店舗分析、遠隔からの空調管理など、幅広い課題解決の為に、互いの技術を連携させたIoTソリューションの提供を今後行ってまいります。
先ず、チェーンストアーを運営する企業様にIoTを使った店舗制御とはどのような物なのかを知って頂くために、ガルフネットのセミナー施設に、4G/IoTルーター及びIoTコントローラーを導入し、IoTを使った自動制御、遠隔制御を実演出来るようにいたしました。

IoTコントローラーと4G/LTE-IoTルーターの概要

IoTコントローラーとは、物理的配線に接続される電気機器、リモコン制御機器、エアコン等、数有る電気機器を制御する為の制御デバイスです。
又4G/LTE-IoTルーターには、トランザス製IoTコントローラーに指示を送る、脳となる制御システムが実装されており、IoTコントローラーより収集される情報をクラウド上に送信し集積したり、照明、エアコン、電化製品、コンセント等の制御や監視を遠隔から可能とするIoT制御装置になります。チェーンストアー店内、又は厨房内の状況把握や環境制御が本ソリューションで可能になる事から、先ずはチェーンストアー経営に大きなコストとなっているエアコンの消費電力削減(店舗の電気代の3割削減が目標)からスタートし、将来的にはBIG-DATA解析や、AIによる人の求める環境制御等に発展させていく事を予定致しております。
店舗では店員の判断でエアコン温度の調整が行われ、しばしば最適温度とは異なる温度となり、これが電気代の負担を大きくしています。この仕組みによって、まず、エアコン温度を最適温度に自動制御する事により、店舗の電気代削減に取り組みます。この電気代削減の取り組みを始めとして、トランザスとガルフネットは、チェーンストアーにおける消費エネルギーの見える化を進め、それによって、店舗の総合的なコストマネジメントを能動的に行えるソリューションを提供してゆきます。

施設内設備概要図

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