JCA手順 / 全銀手順 MP-BOXクライアント / サーバ

本製品は専用マルチプロトコル変換BOXを利用し、日本チェーンストア協会(JCA)が制定した「JCA手順」と、全国銀行協会が制定した「全銀協標準通信プロトコル」(以降「全銀手順」という)のファイル転送を行う、ホスト局側のシステムを提供いたします。

製品の特徴

JCA手順/全銀手順のホスト側をサポート

JCA手順/全銀手順のプロトコルが専用BOXに組み込まれている為面倒なセットアップは必要ありません。

専用BOX(MP-BOX)の制御には、信頼性のあるLinuxを採用していますので非常に安定しています。

JCA手順/全銀手順パラメータに関する設定は、遠隔PC(LAN接続)によりWebブラウザで設定が可能です。

安定したEDIシステムのサーバ構築に!(ホスト系よりオープン系への移行をお考えの場合に最適です。)

大きさもコンパクトですのでパソコンに比べ場所をとりません。

通信内容の設定や通信状態、通信履歴紹介などはWebブラウザから操作。

専用通信ボード利用(従来製品)に比べ管理サーバの機種制限がなくなりました。(ノートPCも利用可能!)

仕様

JCA手順

登録可能件数 設定情報 無制限(ハードディスクの空き容量による)
設定内容 業務名称 50バイト (全角 25文字)
  センター確認コード 6桁必須
  ステーションコード 8桁必須
  識別子 6桁必須
  データ種別 6桁必須
  レコード長 4桁(1~テキスト長)
  テキスト長 128/256/512/1024/2048 から選択
  改行コード制御 送信時:削除、受信時:付加の有無選択
その他 可変長レコード 配信時のみ対応
  コード変換 半角英数字のみ対応

全銀手順

登録可能件数 接続先情報 / 送受信ファイル情報 無制限(ハードディスクの空き容量による)
設定内容 業務名称 50バイト (全角 25文字)
  センター確認コード 14桁必須 (HEX入力形式)
  パスワード 6桁
  全銀ファイル名 12桁
  ファイルアクセスキー 6桁
  レコード長 5桁 (1~65530)
  テキスト長 256 / 2048 から選択
  送信時ブロッキング 有無選択
  データ圧縮 全銀協仕様である、繰り返し文字圧縮の有無選択
  改行コード制御 送信時:削除、受信時:付加の有無選択
その他 マルチファイル転送 サポート
  モード変更 サポート
  可変長レコード 未サポート
  範囲指定での再送 未サポート

動作環境

  Windows版 Linux版※
CPU 1GHz以上 64bit(X64) Pentium 200MHz以上
メモリ 2GB以上 256MB以上
ディスク容量 インストール時に、5MB以上の空き容量が必要。その他、送受信データ量による。
対応OS ServerOS
WindowsServer 2012 / 2012R2 / 2016 / 2019 Red Hat Enterprise 5,6以上
Cent OS 6以上
ClientOS Windows 8 / 8.1 / 10 (Professional版)
Webサーバ IIS Apache 1.3以降
モデム / TA等 BSC同期通信に対応したモデムまたはTA。セット販売もいたします。
通信速度 2400,4800,9600,19200,64000(単位:BPS) ※64000につきましては未サポート

動作環境のLinuxのディストリビューション、OSのバージョンの詳細につきましては別途お問い合わせください。
※OSが動作するマシンスペックが必要です。
※機能仕様は予告なく変更される場合があります。

製品資料