増加するクライアント端末のセキュリティを、サーバー1台で集中管理

クライアント端末が増えると、個別に状態を確認したり、設定変更を行ったりすることは、非現実的です。専用の管理システムを導入すれば、1台のサーバーで全クライアント端末の状況や設定変更が効率的に実現できます。

クライアント端末が増えるほど、管理者の負担は増大

数台の端末であれば、管理者が一つひとつ確認して設定変更を行えますが、10台、20台と数が増えるにつれて、この方法は実行不可能になってきます。チェックに必要な時間が膨大にかかったり、設定変更の際にはミスが起きる可能性が高まったりします。また、クライアント端末でウイルス感染が発生しても、気付きが遅れて被害が拡大する恐れがあります。

多数の端末を管理する場合は、一括で効率的に管理することが管理者の負担を軽減するだけでなく、クライアント端末の安全な運用にもつながります。そのため、セキュリティソフトの導入を検討する際には、クライアント端末の管理システム導入が必須と言えます。

この問題を解決するために、ガルフSecurity(GS)が存在します。GSは、多数の端末を一括管理することで、セキュリティの向上と管理作業の効率化を実現します。

大量のクライアント端末を管理するなら、GSの導入は必須!

企業にとって、業務システムに被害をもたらし、企業情報漏えい危機まで引き起こしかねないウィルスを防御すること、また、業務を妨げるスパムメールをブロックすることは、クライアント端末を安全に保つために欠かせません。

GSは、信頼性と軽快性を兼ね備えたESET社が提供するセキュリティソフトをベースにしており、管理サーバーによるクライアント端末の集中管理環境を提供します。このため、管理者は管理画面を確認するだけで、クライアント端末のセキュリティ管理ができます。

以下は、GSの機能や特徴の一部です。

ブラウザでセキュリティ情報を一元管理

当社のGS管理サーバーでは、クライアント端末から収集した全てのセキュリティ情報を、1つのWebブラウザ画面で閲覧できます。ログイン後に表示されるダッシュボードでは、自分が表示させたい情報を自由にカスタマイズできます。

豊富なクライアント情報を確認

当社のGS管理サーバーでは、ウイルス検出だけでなく、クライアント端末のインストールOSやアプリケーション、端末のメーカー名・モデルなども閲覧できます。これにより、端末の状態を素早く把握できます。

運用ポリシーに合わせたグループ分け

当社のGS管理サーバーでは、クライアント端末を運用ポリシーに合わせて自由にグループ分けできます。従来の固定グループだけでなく、動的グループも作成可能です(例:定義ファイルが最新ではない端末を自動的にグループに含める)。これにより、グループ単位でクライアント端末の運用ポリシーを一括設定できます。

情報閲覧だけでなく、クライアント端末の遠隔操作も

当社のGS管理サーバーには、クライアント端末の情報の閲覧だけでなく、タスク配布機能が搭載されており、ウイルス検査やウイルス定義データベースの更新を管理画面から遠隔操作で実行できます。また、AndroidやiOS端末に対しては、紛失・盗難時のリモートロック・初期化も行えます。

マルチOS、マルチブラウザ対応

当社のGS管理サーバーは、他社の製品と異なり、様々なOSやブラウザで構築できます。Windows系OSだけでなく、Linux系OSにも対応しており、導入費用が削減できます。管理画面は、Microsoft Edge、Google Chrome以外にも、Firefox、Safari、Opera、等で利用できます。

外食チェーンA社(350店舗)事例

A社は外食チェーンで、約350店舗を展開しています。ESETをクライアント端末に導入するにあたり、350店舗のクライアント端末を安全かつ手軽に運用するため、GSを導入することに決めました。A社には、ガルフネットがGS管理サーバーを構築し、提供しています。

ウイルス定義ファイルの更新状況確認

店舗のスタッフの本職は、店舗のオペレーション・運営です。そのため、GS導入以前には、定義ファイルの更新漏れに気付かず、最新のウイルスに対応できない端末がウイルスに感染することがしばしばありました。

しかし、GS導入後は、定義ファイルが古い端末をGS管理サーバー内の管理画面上でリアルタイムに一括チェックできるようになり、ウイルス感染を未然に防げるようになりました。さらに、GS管理サーバーからメールでA社の担当者に定義ファイルの古い端末情報を配信しています。これにより、管理画面を見なくても、リアルタイムでウイルス対策のできていない端末を把握し、店舗に更新の案内を行えています。

また、外出等で管理画面が見れない場合でも、GS管理サーバーからメールで、A社の担当者に定義ファイルの古い端末情報を配信。ウイルス対策の出来ていない端末をリアルタイムで把握し、店舗への更新案内を行っている。

遠隔操作で全端末のセキュリティ設定を自動変更

セキュリティ設定を変更したいけれども、対象端末が350台もあるため、手作業でそれらの設定を変更するのは現実的ではありません。GSの機能を使えば、クライアント端末のセキュリティ設定を一括で自動的に変更できます。

管理者は、更新したセキュリティ設定をGS管理サーバーに配置するだけでOKです。その後、クライアント端末はGS管理サーバーからセキュリティ設定を自動ダウンロードし、作業は完了します。

GSを使えば、数百台のクライアント端末でも手間をかけることなく更新できます。

定義ファイル更新用ミラーサーバー

A社では、セキュリティ上の理由から、店舗のクライアント端末でインターネットに自由にアクセスできないような制限が掛けられていました。このような制約がある場合、ESETのウィルス定期ファイルを、インターネット上のESETのサーバーから直接ダウンロードして、更新できません。

このような場合でも、GS管理サーバーを、インターネット上のESETのサーバーからダウンロードした最新の定義ファイルを保管するミラーサーバーとして、定義ファイル更新に利用できます。この方法により、クライアント端末はGS管理サーバー内の最新の定義ファイルを取得し、自身の定義ファイルを最新にアップデートすることで、セキュリティを確保しながらウィルス定義ファイルを更新できます。

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